Category Archives for Belgium

Voebe De Gruyter (Den Haag, 1960)

小さなものに巨大な事象を見出す、日本庭園のような作家。ツボにはまって仕方がありません。 自宅の玄関の床の白い模様は疑念が可視化されたものだとか、散髪屋に散らばる切り落とされた髪をアラビア語ととらえて翻訳したり、ボールペンの中に残るインク跡と急逝した国王の生涯とを重ね合せるとか、あくびを科学的に検証とか、ハゲ頭を宇宙に見立てるとか無限の広がりを持つ空想力にドキュンときます。Roma Publicationsから出ているこの作家の本がまた最高です。 When Voebe de Gruyter was a child she often visited the Abdij van Averbode with her family to eat ice cream. She was 15 when she noticed that only two flavors of ice-cream were sold: mocha and … Continue reading

21. August 2017 by Nishiko
Categories: 5star, Belgium, Conceptual art, Contemporary, drawing, Nishiko, the Netherlands | Comments Off on Voebe De Gruyter (Den Haag, 1960)

Hans op de Beeck (1969, Belgium)

静かに変化していく舞台を撮影したシリーズ Staging Silence (2009) ‘Staging Silence’ is based around abstract, archetypal settings that lingered in the memory of the artist as the common denominator of the many similar public places he has experienced. The video images themselves are both ridiculous … Continue reading

24. September 2015 by Aki
Categories: Aki, Belgium, Photography, Theater, Video | Comments Off on Hans op de Beeck (1969, Belgium)

Adrien Tirtiaux (1980, Belgium)

建築から美術へと移って来たコンセプチュアルアーティスト。展示やイベントを企画したり、活動範囲は幅広いです。 http://www.adrientirtiaux.eu/ http://hotelcharleroi.com/ (彼が運営しているレジデンシープログラム/プロジェクトスペース)

07. December 2010 by Aki
Categories: Aki, Architect, Belgium, Conceptual art, Contemporary | Leave a comment

Francis Alys(1959, Belgium. Lives in Mexico City)

フランシス・アリス まだこの人を載っけていなかったか.しかしこの人、アントワープ出身なんですね、知らなかった. when Faith Moves Mountains (2002) このペルーで行われた500人を使った砂丘をシャベルで動かそうとするプロジェクトが一番有名だそうです.でも、個人的にはミルクを届けるプロジェクトが一番好きです.あと、氷の固まりを町中引きずり回るやつ. この人、コンセプトにあわせてペインティングをしたりもしますが、ベースはsocial intervention , provocation、都市とその社会の成り立ちが彼の興味の関心です.インタビュー興味深いです.アントワープからどうしてメキシコに移ったか知らないけど、きっとこの人は西欧諸国ではこういう作品作れなかったでしょう.オランダのレジデンス許可証を取ったら、オランダからいかにお金を取りつつ、出て行こうかと考えている私・・ http://www.postmedia.net/alys/interview.htm It’s more than an influence in the shaping of the practice: it’s where I switched from architecture to my current profession. There seems to be a strange … Continue reading

31. March 2010 by hagisan
Categories: Allmedia, Belgium, Mexico, Performance | 1 comment

raoul de keyser (1930, Belgium)

ラウル・デ・キーザー、ベルギー人のもおじいちゃんですが、とっても元気です.こんな作家ベルギーのこんな近くにいたのか!しらなかった・・って感じでした.日本では、ワコーで作品展あって、本も出ているようですね.もしや、日本人のセンスに近い感じだし、有名なのかしら?私もまだまだ、知らない作家、いっぱいいるなあ.この抽象と具象の間を遊んでいる感じ、とても好きです.あまり説明しづらいので、皆さん、調べてみてください。本もいっぱい出てますから・・ Raoul De Keyser (born in 1930) is a Belgian painter, who lives and works in Deinze (Belgium). He has had solo exhibitions in Bern and Frankfurt (1991), and regular exhibitions in Antwerp, Berlin, Munich, New York, Vienna and elsewhere. He … Continue reading

19. October 2009 by hagisan
Categories: Belgium, painting | Leave a comment

Dvid Claerbout(1969-present, Belgium)

デイビット・クレアボード、頼まれてたのに、すっかりのせるのを忘れてましたよ.あれ、この人こんなに若かったんだ.あんまりいいのは、yutubeにはありませんでした.時間に関してのビデオ作品を作る作家ですね.かなりテクニックの人です.ライクスのアドバイザーでもあるんですが、話しにくると、テクニックのことばっかり話してます.それがちょっと鼻につくこともあるんですが、とってもいい作家です.写真なのに、木だけ風に吹かれているプロジェクションとか、太陽とか光の反射だけ、移動していくとか.一瞬の情景をそこかしこ四方八方から写真で撮って、スライドショーをするとか、まあ、本当にプレゼンテーションうまいです.この人つい最近まで、depondでやってたんですが、この人の次はビルビオラです。同じ傾向に走ってる作家がなぜたて続けに??

28. September 2009 by hagisan
Categories: Belgium, Contemporary, Video | 3 comments

Carsten Höller (1961, Belgium)

卒展シリーズは一休み、Tate Modern のタービンホールでの展示の様子,2006年、大人の滑り台。巨大なホールにめぐらされた5本のチューブの上部は、透明のアクリルグラスで覆われていて滑り落ちてくる人々のハッピーフェイスがみえ、それにさそわれて見ている方も微笑んでしまう。巨大滑り台の体験はスペースとスピードの感覚を研ぎすます!これもアートなんですね。忘れてしまった幼少期の細微な発見に対する驚きや情熱、大切に。 カールステンへラー、昔は子供嫌いで、子供虐殺ゲームの作品などもつくったらしいです。そのあと自身に子供もうまれて、子供に対する考えが変わったんだろうな。“I think once you have really explored a certain conviction, it is time to give it up. I don’t think you should go on holding it for the rest of your life. ““何かにたいして確証的な意見を持った時は、それを諦める時だ。その意見を変えずに残りの人生過ごさなければいけないとは思わない。” ほんとにその通りと思います。

11. August 2009 by Nishiko
Categories: Belgium, Contemporary, Installation, Sculpture | 4 comments