Category Archives for Finland

OTTO KARVONEN (1975, Finland)

芸術仕事人。パブリックスペースや日常の中で起こるシチュエーションとからめて作品を作ります。場所や、そこで起こっている事、起きた事、人々などを観察して作品を具体化する、作品形態は、temporary performative actions and sculptural installations (一時的なパフォーマンス的なアクション, 彫刻的なインスタレーション)、である。その先にあるのはコミュニケーションか。写真の作品、どこにでもいるスケーターですが、着ている服は警備員の制服だそうです。スケーターと警備員の役割のギャップが見ている人に困惑や笑いを提供です。そしてその理由はなんなんでしょうか。。http://www.ottokarvonen.com/ ちなみに現在アムスのDe Appelで展示中、といっても入れないのですが。

21. February 2009 by Nishiko
Categories: Contemporary, Finland, Performance, public | Leave a comment

Helene Schjerfbeck (1862-1946, Finland)

オランダハーグでの展覧会を見て、なんだか印象にのこったのでのっけます。詳しい事はよくわからないけれど、当時としてはレアな女性の画家で、将来を期待されていたんだけど、当時タブー視されていた、汚いもの(といっても今みると何が汚いのか、よくわからない、馬小屋での風景とか、子供がご飯をべちゃべちゃたべているところとか。それだけ昔のヨーロッパはタブーが多かったんでしょう。)を描いて大ひんしゅくをかってアート界から遠のきながらも、地道に絵をかきつづけたらしい。なんだかかなしいような静かな感じと、北欧の繊細な色使いに魅せられました。よく、セルフポートレイトを描いているんだけれど、だんだん抽象的な絵になって、最後は消えてしまいそうな絵でした。写真の絵も自画像、齢50にて。

26. November 2008 by Nishiko
Categories: 19th century, Finland, painting | Leave a comment