Category Archives for Scotland

Charles Abery (Scotland, 1973)

架空の島についてのリサーチに忙しい彼です。表現方法はドローイングと、オブジェクとの両方があって、ドローイングの中でみたものやありえない動物が、オブジェクトとして(繰り返し)登場しますので、なにか説得力のあるヒューモアというのかな。島のリサーチも地理的なことや、歴史や、ほりさげていけばカントともつながるらしいぐらい、大まじめなのです。この写真の、なんだろう、ゾウらくだ(さらにその鼻先にもゾウらくだ)、オブジェクトまで見せられるとほんとにいるような気にもなってきてしまう。ドローイングもおもしろくて、ちょっとドイツの画家を思い出させる、感覚的に描く、曲線的な方法と、学術的で”定規と分度器”なそれがまざっているのは、私は例外無しで好きですが、人が多く描かれているので二つの方法のギャップが浮き出てきておもしろい。2Dも3Dもモノトーンが多くて、技術的に洗練されている感がしないというのかな、”見ろ!”的な出しゃばりがないところにもひかれました。 ただいまロッテルダム Musem Boijmans …で,Pipilotti Ristの横でCharles Abery 、展示中。そこでやっているRyan Ganderという人の展示も面白そう。ここの美術館の新しいガードローベはものすごーいたのしいので厚着でいくこと必須!

21. April 2009 by Nishiko
Categories: Conceptual art, Contemporary, drawing, Scotland, Sculpture | 2 comments

David Shrigley(イギリス、スコットランド、1968)

今いろいろリサーチに時間を使っているので、このブログ、とっても役に立っています.怒濤のように1日でいっぱい更新しましたが、さらにもう一人、David Shrigley。友達が画集を見ていてちょっと気になったので調べてみました.この人、とにかく何でもやります.特にドローイングやキャラクターが、画集やらいろいろなところにデザインとして使われて有名です。ドローイングの画集とかはいっぱい出ていて、そのどれかを友人のスタジオで観て、面白いけど私のテイストではないなあ〜〜とか、思っていたんですが、彼のサイトで写真作品を見てたらびっくり、とっても面白いではないですか!ニヒルなセンスが何気ない風景を背景にしたら、そのギャップで引き立ってます.ドローイングより、絶対こっちの方がいいって!ちょっと似たような日本のアーティストと比べてみよう.奈良さんにはこのセンスはありません.ぜひほかの作品もアーティストホームページで観てください.http://www.davidshrigley.com/index.html David ShrigleyFrom Wikipedia, the free encyclopediaJump to: navigation, searchDavid Shrigley Born September 17, 1968 (1968-09-17)Macclesfield, EnglandField Drawing, Sculpture, Photography, Painting, Animation, Music David Shrigley is a Glasgow-based artist. Born in Macclesfield on September 17, 1968, he grew up … Continue reading

14. March 2009 by hagisan
Categories: Contemporary, drawing, Scotland, UK | Leave a comment