Category Archives for 60’s

Lygia Clark (1920-1988, Brazil)

ブラジル1960年代のtropocarismoって名前知ってました?基本的には60年代のブラジリアンアート全般に関しての総称らしいけど。 そのfine arts の代表格の女性作家、レジア・クラーク、以前載っけたオイティシカと同様にneo-concreatというムーブメントの代表的作家です。ブラジル人のラテン系メンタリティーとミニマルな要素ってあわないようなきが勝手にしていましたが、実はけっこうある。スイスアーティストのMax Billが1950年に最初のサンパウロビエンナーレに来たときに、若手に影響を与えたのが始まりだそうです。そのマックスビルからはじまり、色やexperienceに焦点を絞って、パフォーマンス的な動きに派生してきたのがneo concreat movement. つまり、マックスビルということは、バウハウス、ということはロシア構成主義(constructionism)からの流れのミニマルアートです。(ミニマルアートはU.S.A.のアートムーブメントの総称なので、ミニマルアートと言ってはいけないのかもしれない。。) アメリカ至上主義の教育を受けてきている日本人には、このアメリカのアートの流れが来ていないブラジルアートなんて情報があまりありませんよね。でも日本とは、19世紀のコーヒー栽培の移民から、古いつながりがあります。サンパウロの日本人街って、日本人街としては一番大きい規模だそうです。19世紀からの移民ということは、日本の大戦後の戦後民主主義を知らない人たち。。。かなり興味があります。いつか、いくぞ! ということで、ブラジルのアートについてでした。

27. September 2010 by hagisan
Categories: 60's, Bauhaus, Brazil, hagisan | Leave a comment

Július Koller(Slovakia, 1937-2007)

Július Koller, Univerzálny Futurologicky Otáznik [Universal Futurological Question Mark (UFO)], 1978 Július Koller, Munich Cultural Situation (U.F.O.), 1991. Performance view. 笑っちゃうようなことをする、スロバキアののアーティスト。 思うに、チェコスロバキアのアクショニズムは、どうもおかしい。ヒューモアとミニマリズムてきな要素がまざった、なんだか良くわからない、すごく面白い様相を呈しています。だからとても興味があるんですが。 比べて、有名なウィーンのアクショニズムはポリティカルなイシューが強すぎて私にはウエッとくる。。 この作家、時代とアウトサイダー的なキャラクター要素を比較すると、 Bas Jan AderやMarcel Broodthaers、André Cadereなどがにてると、下記のライターが言ってますが、なるほど。 だとしてもかなりのマイナー作家です。クエッションマークとピンポン球が彼のトレードマーク。ピンポン球。。わかるわ、なぜだかとても魅力的ですよね。(私もピンポン球を作品によく使います。。) いまいち良い作品写真が見つかりませんでしたが、見つかり次第アップします。。。 Inviting comparison to outsider-absolutists like Marcel Broodthaers, André Cadere, … Continue reading

21. September 2010 by hagisan
Categories: 60's, Conceptual art, Slovakia | Leave a comment

Luis Camnitzer(1937- German-born Uruguayan、live in USA)

Landscape as an attitude, 1979this is a mirror, you are a written sentence, luis camnitzer, 1966-68. Topographical Change of a Word Sequence, 1969 Ohne Titel, 2001-2002 Luis Camnitzer, Painting Under Hypnosis, 1981; documentation; 44 x 42 ½ inches; courtesy Alexander Gray … Continue reading

23. April 2010 by hagisan
Categories: 60's, 70's, Conceptual art, Uruguay, USA | 1 comment

Jacques Carelman(1929, France)

CATALOGUE D’OBJETS INTROUVABLESって本が有名なフランスのデザイナー.ちまたでとっても有名な日本についての本、unuseless japanese inventionsってやつの、フランスバージョンの用な本です.http://en.wikipedia.org/wiki/Chindōgu 実際にはアイデアブックで、カタログを作っただけで実物はないらしい.(のちに誰かが楽しんでカタログ通りに作ったとかはあるらしいですが)とにかくナイスなアイデアです.まあ、これがアートかって言うとわからないけど(そしてそんな問題どうでもいいけど)こういう遊び心はとっても重要です. http://www.cienaniosdeperdon.com.ar/IO/# Jacques Carelman was born a week after the great Wall Street crash. He came to Paris in 1956 to devote himself to painting and sculpture, to stage and costume design for the theater, … Continue reading

16. November 2009 by hagisan
Categories: 60's, Design, France | 1 comment

Fernand Léger (1881-1955)

ペインターの友人に、この人の前半のキュビズムの空間表現は美しいと、教えられました.たしかに。とりあえず、ノート。この人の話になったきっかけは、dadaの映像作品のdvdを観ていて、この人の作品があったからです.この時代の人ってほんとに実験実験で面白いことをしていることします。dadaってほんとに面白いですね. フェルナン・レジェ(Fernand Léger、1881年2月4日-1955年8月17日)は、20世紀前半に活動したフランスの画家。ピカソ、ブラックらとともにキュビスム(立体派)の画家と見なされるが、後にキュビスムの作風から離れ、太い輪郭線と単純なフォルム、明快な色彩を特色とする独自の様式を築いた。絵画以外にも版画、陶器、舞台装置、映画など幅広い分野において作品を残した。

24. October 2009 by hagisan
Categories: 60's, Dada, painting | Leave a comment

Hélio Oiticica (Brazilian, 1937 – 19809)

最近、彼の作品のコレクションが、すべても燃えてしまったそうです.もうほとんど現物が残っていないとか.食堂でしゃべっててその話を聞いたので、載せておきます.http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.tate.org.uk/images/cms/12143w_helio_living_instudio.jpg&imgrefurl=http://www.tate.org.uk/tateetc/issue10/helio_livingcolour.htm&usg=__e0GLmGcy23141NFWlk8C7fd5TQc=&h=469&w=484&sz=71&hl=ja&start=5&um=1&tbnid=4W9I82fwQymMRM:&tbnh=125&tbnw=129&prev=/images%3Fq%3Dhelio%2Boiticica%26hl%3Dja%26lr%3D%26client%3Dfirefox%26rls%3Dorg.mozilla:ja-JP-mac:official%26sa%3DN%26um%3D1時間がないので、ノートということで・・ Oiticica’s early works, in the mid 1950s, were greatly influenced by European modern art movements, principally Concrete art and De Stijl. He was a member of Grupo Frente, founded by Ivan Serpa, under whom he had studied painting. His … Continue reading

24. October 2009 by hagisan
Categories: 60's, Brazil, Minimal, painting | 1 comment

VALIE EXPORT (本名Waltraud Lehner, 1940 austria)

イーストヨーロッパのアーティストはなかなか調べられないし、日本人には未知ですよね.でもいっぱいいいアーティストさんいるんです.私もぜんぜん知らなかったので、誰かいいアーティストを聞いたら、載っけるようにします.それにしてもwikipediaはすごいです.英語で検索すれば、たいていでてきますもの.学校の教科書よりwikipediaを読めって?映像が見つかったのでのせておきましたが、ここいう自分痛めつける系のフェミにスティックなパフォーマンスだめです.でも、相方のアーティストを犬のように引いて街を歩くとか、箱を持ち歩いて見知らぬ人に手を入れて、箱の奥にある自分の胸を触らせるという初期のパフォーマンスはとても面白い.でもまあ、この時代の人たちってただただ実験実験って繰り返すことができたんだよね、きっと。今とは時代が違います. ALIE EXPORT (born May 17, 1940 in Linz as Waltraud Lehner) is an Austrian artist. Her artistic work includes video installations, body performances, expanded cinema, computer animations, photography, sculptures and publications covering contemporary arts.In 1967, she changed her name … Continue reading

08. October 2009 by hagisan
Categories: 60's, 70's, Austria, Feminist, Performance | Leave a comment

中平卓馬 (1938,日本)

これだけストレートで明快な写真家は、なかなかいないです。それと言葉の説明もズキュンときます。そうそう、難しく考えない事だよ。とふとしたときに初心に立ち返らせられる写真家。レアです。フィルムをもやしてしまったり、とにかくストレートで、写真はものの記録でしかないという視点から撮られ続けた写真は晴れ渡った小島の海のようであります(乾期)。しかし、写真の創造性を否定しながら写真の世界にとどまって、作品を今もつくっている、矛盾に満ちた作家だな、と今思いました。昔の作品よりも、最近のアヒルの写真が説明ができないけど、めっぽう好きです。あと、ビジュアルも大好きです。”きわめてよいふうけい”(ホンマタカシによるドキュメンタリー)も、よかったです。嘘はつけないタチの人だと思います。 「写真は創造ではなく、記憶でもなく、ドキュメントであると、私は考える。撮影行為とは、抽象的なことではなく、常に具体的だ。単純なことを観念化して難 しいものにしようとするのではなく、カメラという媒体を通して私が出会った現実がここにある。」(『原点復帰 – 横浜』より)

01. June 2009 by Nishiko
Categories: 60's, Japan, Nishiko, Photography | 2 comments

Claes Oldenburg (Sweden, 1929)

有名な分野は、巨大なパブリック彫刻家として、リンゴのたべかすやら、洗濯バサミやらを巨大につくっているひとらしいですが、私が魅せられたのは、これ。マネキンから片方の膝をかりてきて、コピーと、それを反転させた物で1ペア、つくりました。edition 120. 60年代のミニスカートの流行が大きなインスピレーションの源らしい。オランダKröller-Müller Museum で映えていました。はあ、なるほどぅ。

01. December 2008 by Nishiko
Categories: 60's, public, Sculpture, Sweden | Leave a comment

Piero Manzoni (1933-63, Italy)

ピエロ マンゾーニの有名な作品、これは、台座、彫刻作品がのせられる台,だけどこれ逆さまになっています。それはなーんでか!本当は逆さまではないのだよ!ちたまです。地球が台座に支えられているのです。それにくっついているそらなんかも、この台座のうえにのっかているということになります。タイトルはそのまま”Socle du Monde” (base of the world). つづきましてこちらは同作家の、Shit、糞。”アーティストがつくるものはなんでもアートだ”のスローガンのもといろいろなモノを触って、アート作品を生み出したなかでもっともラディカルな作品。これを当時の金の時価と同じ値段でうったらしい。その後時代はすすんで、うんちをマテリアルに彫刻をつくった作家も登場します。この作家は後ほど紹介予定。

26. November 2008 by Nishiko
Categories: 60's, Conceptual art, Installation, Italy, Nishiko | Leave a comment

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