Category Archives for Austria

Anna Jermolaewa (1970, Russia)

主に写真、映像を用いて日常生活で見るものや行為の中に、哲学や社会の成り立ち、政治的な意味を見いだすアーティスト。写真作品”Untitled (good times, bad times)”では、3時半や5時はなぜ他の時間より良いんだろうかという子供の持つ様な疑問に対して、街の時計に止まる鳩に答えを見つける。ロシアからオーストリアに難民として逃げてきた生い立ちも作品にかなり反映されており、ドキュメンタリー映像作品”Aleksandra Wysokinska/ 20 Jahre danach”では、逃げてくる途中のでポーランド助けてもらった夫婦を20年後に訪ねている。 Anna Jermolaewa works primarily in the mediums of photography, video, and installation. Her main interest is the analysis of functional structures of society and social systems in everyday life. She continually … Continue reading

09. July 2017 by Aki
Categories: Austria, Photography, Russia, Uncategorized, Video | Comments Off on Anna Jermolaewa (1970, Russia)

Rainer Ganahl(1961, Austrian)

Rainer Ganahl http://www.ganahl.info/   社会のかくれた仕組みや、普段全面に出てこない常識などを、うま〜く挑発するような形で作品にしていくアーティストです。シニカル+ユーモア。よくある様式なのかもしれないけど、うまいし、アプローチが鋭い!アンジェリーナジェリーのインタビューでやったハプニング作品、SYRIA, SYRIA, RIGHT NOW SYRIAという作品には、参りました。すばらしいアーティストです。。 Basic Feeling – Not good today – I Hate Karl Marx SYRIA, SYRIA, RIGHT NOW SYRIA – In the land of Blood and Honey – Angela Jolie – Jasmila Žbanić

06. June 2012 by hagisan
Categories: 5star, Austria, Conceptual art, Contemporary, Europe, Favorite, hagisan, Political | Leave a comment

Gelitin (Austria)

オーストリアの4人組、90年代頃から注目されているらしい。 はじめはGelatin (ゼラチン)という名前だったグループが、いつからか、GelItin(ゼリチン?)となったらしい。不思議な4人組。前はぎさんがかいたAzorroというポーランドの4人組と通じるところは、国が近いのも関係するのか。面白い、東欧!オーストリアもけっこう先のとがったかんじの皮肉っぽいユーモアがたまらないです。 一番したの巨大なピンクウサギ(ウサギの左上にあるのは家。)は、2025年までここにあるらしい。 (2006年にはじまり。) 馬鹿げたことに本気で取り組むその姿勢が良いのです! ちなみに、真ん中の2枚の写真は東京の小山登美夫ギャラリーでの展示だそうだ。みてみたかった。。汚いものつくる作家でも日本ではそんなに汚い事やらないんですねー。きれいだもの何か。

07. September 2010 by Nishiko
Categories: Austria, Installation, Nishiko, Performance | 2 comments

Christoph Meier (1980, Austria)

  この作家の情報がなくてブログに載せるのを諦めて、スタジオの掃除をしていて、捨てようと思ったDMに彼の名前があったのです!小さな世界ですよねー。私がチェコで参加した展示の1年後に参加されてたみたいです。 一目瞭然、スライドプロジェクターの枠を活用したんだね。ズームでみた直線でない各画面の端々が、私は大好きです。たまりません。かなり最近の作品というのはちょっと意外でした。だいたいこういうのは、60年代に誰かがやっているんだとおもってしまうんだけど、実際の展示を見ない事にはなんとも言えませんね。他の作品も面白かったです。PDFダウンロード式のウェブサイトは、どうなんだろうなぁ。 Christoph Meier: http://www.christophmeier.net/

03. September 2010 by Nishiko
Categories: Austria, Installation, Nishiko, Video | 3 comments

Edgar Honetschläger (1963, Austria)

日曜美術館。 エドガー ホーネットシュレーガー。旅するアーティストは最終的に日本をメインの居住地にしたようです。 作品のテーマはインディビジュアリズム、個人主義であります。文化の違いを愛し、生活の中での表現、信仰、言葉、アプローチなど、ところ変われば品かわるものに美を見出す。実際のところ、世界中の全ての文化を受け入れる(固定観念がゼロ)というのは無理な話で、可能だとしても相当の心の広さが要求されます。個人主義という考えが実際に存在するか、ただの机上の空論なのかどうかは疑問ののこるところだけど、個人が他の人を傷つけたりするようでは社会は成立しないわけで。歴史の教え、たとえば西洋の、愛だけが人間の相互関係をとりもってくれる、というのもとんだ勘違いで、結局愛も感情も何もナッシングで、つまるところ、どう考えるかということが、一番大事なんだよ、ということをパフォーマンス、インスタレーション、ハプニング、フィルムから写真、ドローイングまで様々な手法で表現する。 ご覧のビデオは9.11以降のアメリカ VS テロリズムの様子を一人の男と蚊で表現。蚊がテロリストです。政治的だけど、そういう重さをあまり感じなくて、面白いけど、政治的で言い得て妙!すごく良いです! Edgar Honetschlaeger: http://www.honetschlaeger.com/Youtube: http://www.youtube.com/user/honetschlaeger The common denominators of his work are the themes of INDIVIDUALISM and the celebration of CULTURAL DIFFERENCES. DIVERSITY IS NECESSITY – anything mono casts a threat to the beauty of … Continue reading

21. December 2009 by Nishiko
Categories: Austria, Conceptual art, Contemporary, Installation, Political, Video | 2 comments

VALIE EXPORT (本名Waltraud Lehner, 1940 austria)

イーストヨーロッパのアーティストはなかなか調べられないし、日本人には未知ですよね.でもいっぱいいいアーティストさんいるんです.私もぜんぜん知らなかったので、誰かいいアーティストを聞いたら、載っけるようにします.それにしてもwikipediaはすごいです.英語で検索すれば、たいていでてきますもの.学校の教科書よりwikipediaを読めって?映像が見つかったのでのせておきましたが、ここいう自分痛めつける系のフェミにスティックなパフォーマンスだめです.でも、相方のアーティストを犬のように引いて街を歩くとか、箱を持ち歩いて見知らぬ人に手を入れて、箱の奥にある自分の胸を触らせるという初期のパフォーマンスはとても面白い.でもまあ、この時代の人たちってただただ実験実験って繰り返すことができたんだよね、きっと。今とは時代が違います. ALIE EXPORT (born May 17, 1940 in Linz as Waltraud Lehner) is an Austrian artist. Her artistic work includes video installations, body performances, expanded cinema, computer animations, photography, sculptures and publications covering contemporary arts.In 1967, she changed her name … Continue reading

08. October 2009 by hagisan
Categories: 60's, 70's, Austria, Feminist, Performance | Leave a comment

Helmut Mark (1958, Austria)

作品と作家の詳しいことはよくわからないかったけれど、彼の作風はこの写真で充分分かった気がします。上の写真、タイトルは”Take Away”,で中身はコンクリート。こういうパラドックスみたいなものをヒューモアからめた作品がとにかく好きなのです。ちなみにHelmut Markはインスタレーション、ビデオインスタレーション、彫刻家で、彫刻だけはなぜか古風な80年代風。コンクリートを使う事がおおいのかな。

05. June 2009 by Nishiko
Categories: Austria, Contemporary, Installation, Sculpture, Video | Leave a comment

Franz West (Austria, 1947)

この作品はロッテルダムの運河沿いにあります。彫刻作品ではあるけど、さわったり、すわったりすることができる。彼の作品はこんなかんじに観客参加型で、彫刻=芸術、ドカーン!というのではなくて、これは、アートなのかい?という感じのもので、そこがすばらしい。いつも作品をつかって空間をラウンジのように変換してしまうらしいです。 CAGOSIAN Galleryホームページから。 Franz West lives and works in Vienna, where he was born in 1947. West began his career in mid-1960s Vienna when a local movement called Actionism was in full swing. West’s earliest sculptures, performances, and collages were a … Continue reading

18. November 2008 by Nishiko
Categories: Austria, Contemporary, Installation | 1 comment